【映画】シェイプ・オブ・ウォーター 日本公開

(CMBYNより先にこちらの記事をまとめるべきだった…)
シェイプ・オブ・ウォーター、オスカーで四冠です!おめでとうございました!ファンタジーが作品賞を獲ることはかなり珍しいというか…個人的には作品賞はスリービルボードが獲ってしまうだろうなとモヤモヤしていたので、美術・作曲・監督・作品賞と、獲って貰えて本当に嬉しいです😭😭😭😭

🎉デルトロおめでとう🎉


さてさて、ネタバレを含みつつ、やっと書き終わりました…相変わらず散らかってますが、ご愛嬌。
日本でも3/1 シェイプ・オブ・ウォーターの公開が始まりました!ギレルモデルトロの、ダークファンタジー。冷戦時代を背景にした、モンスターラブストーリー。
昨年の東京国際映画祭の時にもチケット取りが死ぬほど大変でしたが、公開をずっと待ってました。初日に観に行きましたよ~去年観た時はスクリーンの端で観たので、やっぱり好きな位置でゆったり観れるのは良いなと思いました~。
日本での上映はボカシ入りのR15指定ですが、心配されていたカットもなかったのは良かったです(日本だとフルヌードだとR18になってしまうし、さらに劇場数が減るそうです…)が、ボカシの入ったシーンだけいきなり現実に引き戻された感じがしてやはり嫌でした笑。
イライザは話さない分、顔の表情が凄いし、感情の起伏が激しい。それが物凄くわかりやすくて、サリー・ホーキンスにぴったりの役でした。美人なわけではないけれど、劇中の彼女は仕草や行動、ファッションに至るまで本当に愛らしくて可愛い。そして勇気があり、意思が強い。研究所の清掃係。毎日同じ時間に起き、卵を茹でて、バスタブに湯を張り、カレンダーを破き、靴を磨く。変わらない日々が彼に出会ってから一変します。

ジャイルズとタップダンスするシーン。

ジャイルズは画家で、イライザの隣に住んでいる。お互い話し相手。友達。猫と絵に囲まれていて、部屋にたくさんの美術のオマージュが溢れている。パイ屋に働いている店員に会うために、好きでもない不味いパイを買う。最後の最後まで彼女と彼を助けるジャイルズ。彼にもらった授かりものも、最高で、良い味出してます。笑。

威圧的なエリート軍人ストリックランド。

アメリカンドリームのティールのキャデラック。二人の子供と美人の妻。住んでいる家は、もちろん一戸建て。仕事で良い成績をおさめて、上司に期待を掛けられる。アメリカンドリームを絵に描いたようような人物ですが、言葉が通じない彼を傷付ける姿も、イライザに言い寄って鳴かせたいと言う姿も、博士に当たる横暴な態度も、誰が見ても「嫌な奴!」って感じです。(板挟みになる姿は少々可哀想な気もしますが) パンズラビリンスでもそうだけど、デルトロの映画に出てくる嫌な奴って本当に嫌な奴(褒めてます)

侮辱されたイライザが、ストリックランドを罵倒するシーン。最高に痺れた。

全体的に研究所のカラーはティール(エメラルドグリーンぽい色)ですね。ドアも、壁紙も、清掃係の制服も、彼が隔離されていた部屋も、彼の浸かっている水の色もティールです。衣装の色使いもノスタルジックな感じで、可愛い。音楽とも凄く合ってます。映画館の上に住んでいる設定も好き!!
人物背景がはっきりしていて、とてもわかりやすいストーリーだと思ってます。観終わってから、課題が残りにくい映画なんじゃないかな?(誰がなんのためにこんなことをしたのか、深く考えなくてもよくわかる)時代背景もアメリカとソ連との冷戦時代なので、バックグラウンドも最高!

好き嫌いの分かれる作品かもしれません。エロティッシュなシーンもグロテスクなシーンも惜しげもなくありますし。でも、それはこの物語を表現するために必要な物であり、無駄な物でもないです。観てない方がいたら、絶対観るべき!全てが素晴らしくて、美しい。私は、あと何回か観に行こうと思ってます。たくさんの人にこの作品を見て欲しいです。

水に形がないように、愛にも形がない。
水の形が自由であるように、愛の形も自由。

「shape of water」

タイトルが全てを表している、心を通わせたモンスターとイライザの素敵な愛の映画でした。

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